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のんびりと。

twitterより長い文章を書く日記。

「リアル悪の教典ゲーム」感想と参加のススメ

リアル悪の教典ゲーム~恐怖の頭脳改革~
公式サイト:http://realakugame.wonderq.jp/
会場:LA CITTADELLA(ラ チッタデッラ
〒210-0023 神奈川県川崎市川崎区小川町 4-1
「リアル悪の教典ゲーム」特設会場
前売:2800円(大人)
期間:11/3~11/25まで

あらすじ(公式サイトより引用)

ラ チッタデッラ」では、学園祭をテーマにした体験型謎解きイベント『恐怖の頭脳改革』が開催されていた。だが、その会場には、ひとりのサイコ・キラー(反社会性人格障害者)が潜んでいたのだ。犯人に拉致された友人の救出を訴える学生。次の瞬間、暗闇と化した室内に頭蓋を砕く鈍い音が響き渡った。あなたは、サイコ・キラーの計略をくぐり抜け、生きのびることができるだろうか。

http://realakugame.wonderq.jp/services/about/kaikaku/

◎良かった点
・謎解きとドラマの融合。
M3ほどではないけど、ドラマ仕立てになっています。
ところどころで差し挟まれるお芝居が、いいアクセントになっていました。
「残りn分」のアナウンスの代わりにサイコキラーが近づいてくる演出があったりとか。

・謎の難易度
謎もなかなか歯ごたえがありました。
「所詮商業施設で映画上映するついでにタイアップしたお遊び程度のイベントだろ?」とか舐めてかかると火傷します。
私的にわかりやすくSCRAPイベントで言うと、「迷宮モーターショー」「SCRAP魔法魔術学校入学試験」よりちょい上、他タイアップ・ナンバリングタイトルほどは難しくない感じでしょうか。
全員初心者・初対面のチームが出来た場合、生存は絶望的と言ってもいいと思います。そんな感じ。

・ヒントシステム
1チームに対して5枚のヒントコインが与えられます。
1枚消費で1ヒント、具体的に「これがわからない」とスタッフに訴えると助けてもらえる仕組み。
ぶっちゃけた話、クリティカルなヒントはくれませんが、詰まったときに方向性が合っているかどうかの目安になるので助かります。
抱え落ちするのは非常にもったいないので使うべき、という方針の下、うちのチームは3枚消費しました。
…最後の質問は答えてもらえなかったけど。

・空間の演出
会場内のセットがなかなか雰囲気出てます。
出題パネル以外の小道具が、違和感なく置いてあるのも良かったです。

・スタッフが親切
「問題(または手がかり)のパネルが見つかんねー」といった具合にアホな詰まり方をしている時に誘導してくれます。
どうしようもなく無駄な時間を食わずに済むのでありがたいですが、「謎を探すところからゲーム」という観点からすると微妙と言えなくもないとは思います。
私はリアル謎解き系で「探して見つからないものは絶対に見つからないものである」という方なので助かりますが。
やっぱり「普通」とは違う状況下だからね、なんてことないとこにあっても見つからないことってあるんですよ。


×気になった点
・パネルの貼り方
斜めに貼ってあったり、同じパネルが何枚か貼ってあったりする。
斜めに貼るのは複雑さを増す演出、複数枚貼るのは見落とし防止かもしれないが、いっそもうちょっと整理して貼った方が良いのでは。
この点は正直面倒臭いだけで、面白みはないと思う。その代わり、制限時間をちょっと短くすれば良いんじゃないかなあと。

・セットの一部かヒントの小物か
「良かった点」の「空間の演出」との両立が難しいのだけど…。
触ったり動かしたりして良い物と駄目なものの区別がつきにくい。
keep outのテープの有無で良いのなら良いで、しっかりアナウンスをして欲しい。
事前に話があったのは、「keep outエリアには入らないで下さい」だけだったので、モノについてはどうなのかがわかりづらかった。
確かにテープが貼ってあるものとないものがありましたが、貼ってあったのはわりと壊れやすそうなものだった(骨格標本とか)
どちらかというと経験者ゆえの弊害だけれど、基本的に「不用意に触ってはいけない」という認識が強いので。

・各チームの持ち物(情報や小道具)の違い
今回の形式の場合仕方がないのですが、「全チームがまったく同じ情報を持っているわけではない」ということ。
全員同じ情報や小道具を持っている前提で考えていたので、「もう使わないもの/こと」を「まだ使う」と最後まで思い込んでました。
うちのチームの場合は謎に使えそうだったからそういう勘違いがあったけれど、他を見たらそんな誤解が到底起きそうもないチームもありまして。
余計な情報に惑わされている…というか余計な検証をしている時間も塵と積もれば山となるので、「使えそう」でも「明らかに使わなそう」でもどっちでも良いので揃えて欲しいなあと思いました。


そんなわけでこんなわけでー。
11/14 20:00~の回に参加してきました。
お仲間はカップルさん1組、友人同士の学生さん2人、ソロ参加と思しき男性1人。
我々3班はサイコキラーの魔の手から逃れて無事生還できました。そして某氏は死にました。南無。
ちなみにここまでで某氏が死なないENDを見たチームは3組とのこと。確かにヒントは出てたけど、ゲームのあおり文句から、それが可能なのか検討する余地があるとはまったく思いませんでした。まる。
(ネタバレ防止のため若干わかりにくい文章になってますが、参加した人には何が言いたいかわかるはず)

私的に最後の謎が解けたのがすっごく気分良かったです。
ただ、その最後の最後のアレについて、思いついたのがタイムアップ一分前、検証する時間もなく「これしかない!」と思ったものの上手い説明の仕方が思いつかず「どうしよう!?」となっていたら、学生さんの片方が状況から直感的に「わかった」らしくて、私が説明する間もなく皆を引っ張っていってくれて大変助かりました。
私は実質答えを実践しながら動作を連呼してるだけでございました。チーム関係なく。迷惑すぎる。
しかも余りにもギリギリすぎて、自分が間に合っていたのかどうか自信がなかった始末。なんてこと。

余談ですけども、今年の5月、「ある月面基地からの脱出」にて最後の謎を解くにあたり、残り時間10分のコールを聞いてテンパったあまり、「(文字の)数が足りないから重ねる感じで」「内側に向けて」と繰り返し訴えてしかも伝わらなかった、あの時の感覚がまざまざと蘇りました。落ち着けよ。いい歳なんだから。

ちょっとなー、ってところも色々書きましたが、全体的に見れば凄く面白かったです。
学生さんはお安いみたいなので、仲間5~6人集めて身内チーム作って行ったらより面白いんじゃないかなあ。
前述のとおり、主催側の意図しないところで詰まった時は結構助けてくれるので、初心者さんにもお勧めです。

あとプレ謎。http://furu.chu.jp/ですが。
これはミステリ・サスペンス好きな人は先に見ると何となく展開が読めてしまうかも。
パスワード自体はtwitterの公式アカウントでアナウンスされてるし、謎も大したことありません。
ストーリーというか「この状況に至った経緯」がわかるので、やって損はないです。


でもって最後に実際のゲーム以外の面で気になったことをいくつか。

・これはあくまで外伝です。
世界観を借りてきただけで、いわゆるアナザーストーリーであるということをもっと前面に押し出したほうがいい気がする。
未読・未鑑賞だからやめとこう、元ネタ知らないから辞めとこう、って人が意外といるんじゃないかなー。
ちょっともったいない。

・非ネタバレ写真公開可
この公演は、謎のネタバレに関わらないものであれば、会場内の写真をアップロードすることが許可されています。
が。ぶっちゃけ会場内、意味深な小道具があったりなかったり。
その辺が写り込んだ写真を「非ネタバレ写真です」ってアップロードした場合、「この写真の範囲内は謎解きに関係ない」というネタバレになる…のではないかと悶々。
公式がまとめているtoggeterを見るに、そんなに厳密でもないのかなぁとも思うんですが、あれやこれやがバッチリ写っててもやもやと。理科室美術室は一切NGで良い勢いなのでは…。

サイコキラー反社会性人格障害者?
作中でそういう説明をしてるのかまだ読んでないからわからんけども。
最初に載っけたあらすじに、「サイコ・キラー(反社会性人格障害者)」って記述があるんだよね。
サイコキラーって言うのは反社会性パーソナリティ障害(サイコパス)かつ殺人者(キラー)な人のことであって、反社会性パーソナリティ障害とイコールでは結べないと思うんだ…。
「反社会性パーソナリティ障害」が実在する精神疾患である以上、誤解を生むような記載はやめたほうが良いと思う。
全員が漏れなく殺人を犯すわけではないからね。
ましてやサイコキラーとか言われると、「殺すこと自体に意味を見出してる人」とか「常人にはさっぱり理解できない理由で殺しちゃう人」っぽいニュアンスになるし。
ゲーム中のサイコパスにしてもハスミンにしても、(許容できるかどうかは別として)皆殺しにする理由は納得できたからねー。

あとあらすじつながりでここまで来るともう突っ込み細かいってレベルじゃないけど、高校生は「生徒」であって「学生」ではないんですよね…。
明日に使える豆知識、実は明確な区分があるのですよ。
余談でした。

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