第169回直木賞候補作が発表されましたー!
前振り
直木賞の季節ですね。月日が経つのはあっという間です。
6月16日(金)に、2023年上半期の直木賞候補作が発表されました。ということで例によって、情報をまとめていきたいと思います―。
一次情報は公式サイト 第169回直木三十五賞候補作品決定!(2023年上半期) を参照しています。
作者と候補作、出版社一覧
で、以下は候補作とその作者、出版社一覧です。
作者名
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作品名
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出版社
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特設サイト等
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現状確認できず
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現状確認できず
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現状確認できず
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永井沙耶子
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新潮社
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現状確認できず
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今回日常系とかなくてエンタメ振りっすね。楽しく読めるものが多そう。
各作者情報
1、冲方丁
出版社公式サイト → 「骨灰」冲方丁 [文芸書] - KADOKAWA
作者受賞歴
ノミネートは「骨灰」が3回目。
読む前の段階では本命。よほどのことがない限り獲るのでは???
2、垣根涼介
出版社公式サイト →『極楽征夷大将軍』垣根涼介|単行本-文藝春秋BOOKS
作者受賞歴
「午前三時のルースター」第17回サントリーミステリー大賞(大賞・読者賞)
ノミネートは「極楽征夷大将軍」が3回目。
3、高野和明
出版社公式サイト → 『踏切の幽霊』高野和明 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
作者受賞歴
ノミネートは「踏切の幽霊」が2回目。
前作の印象からスピード感あふれるSFスペクタクル小説なのかなー、と思ってタイトル確認したらホラーなのかな? どうなのかな?
4、月村了衛
出版社公式サイト → 香港警察東京分室 | 書籍 | 小学館
作者受賞歴
「コルトM1851残月」第17回大藪春彦賞
「少女革命ウテナ」の脚本担当の方らしい。唯一初ノミネートさん。
5、永井沙耶子
出版社公式サイト → 永井紗耶子 『木挽町のあだ討ち』 | 新潮社
作者受賞歴
「部屋住み遠山金四郎 絡繰り心中」第11回小学館文庫小説賞
「商う狼 江戸商人 杉本茂十郎」第3回細谷正充賞、第10回本屋が選ぶ時代小説大賞、第40回新田次郎文学賞
ノミネートは「木挽町のあだ討ち」が2回目。
これも時代枠。前回母娘の重ため話だったから、軽やかだといいなー。